第69回松原ぞうすいの会レポート その1
中国の風景、都市の「顔」と「心」
日時;2015年1月24日(日)12:00~14:00
餃子作りは10:30から お話は12:00から
場所;松原社会福祉会館(大阪府松原市)
ゲスト;陳 力 氏(阪南大学客員教授)
陳力先生と一緒に作った本格手作り水餃子料理のレシピ
ついでにささっと手早くつくるトマト卵スープ麺!
★ビックリするぐらい簡単!!!でもおいしい!!
皮はもっちもちです。ぜひ作ってみてください。
本日用意された材料です。実にシンプルです。なんと味付けは塩と生姜のみ!
本来の味を楽しむ、本格料理です。
水餃子レシピ
★材料 30個くらい
餃子の皮・・・・薄力粉 300g 水150ccくらい
餃子中身・・・・豚肉ミンチ200g 白菜200g
干しえび 少々 生姜 少々
気付いていただけたでしょうか?
実は陳先生の一言。
「男料理なので、計量はしません。だいたい勘です!」
ちゃんと説明聞いてスタートです!
初めてでも、すぐに仲良く料理に参加です。
誰でもいつでも、気軽に来てね。
★作り方
1.薄力粉をボールに入れ、水を少しづつ入れて耳たぶの固さに
なるまで練る。ボールにひとまとめにして入れ、ラップをしておく。
2.白菜はみじん切りにして塩をしておく。
ネギもみじん切り、生姜と干しエビはさらに細かいみじん切りに。
3.白菜を固く絞り、すべての材料とよく混ぜる。
よく混ぜたものまな板の上に出し、粘り気が出るまで包丁で叩いていく。
今日は包丁がいっぱいあるので、陳先生二刀流です。
コツ;包丁で叩くと、肉と野菜の繊維が絡み合って、
粘りが出てきます。
私たち日本での家庭料理では、この作業はしませんね。
4.皮はまな板の上で棒状にして包丁で一口サイズに切っていく。
コツ;棒状の皮を、くるくる回しながら切っていくと、
押したときに均一に丸くなる。
切ったものを少し丸くしてから、のし棒で丸く広げる。
コツ;手のひら(親指の下のふくらみ)で押すとこんな感じ。
コツ;丸く広げるときは左手で伸ばしながら、回していく。
これは試作のときに留学生が成功したときの笑顔
ほら、きれいなまん丸です。
5.皮に適量の具を入れて包んでいく。
コツ;中央でまず押さえて閉じる。
両手の人差し指をうまく使って、右からダーツ2つ、
左からダーツ2つ!自立して倒れなければ成功です。
この形が陳力先生流です。
美しい!
慣れれば、日本の一般的な一方通行ダーツよりも手早いです。
右、成功例。左、陳先生がわざわざ作ってくれた失敗例(笑)
参加者がどんどん増えてきました。
賑やかなこと!
会場に来たらいきなり餃子包みの作業へ。無心です。
小さい子たちもがんばりました。
お家でまたお母さんやお父さんと一緒に作ろうね。
6.沸騰したお湯の中で5分程度ゆでて、皿に出してできあがり。
ゆで汁も麺スープとして今回は利用します。
7.醤油、酢、(ゴマ油)などのたれで熱いうちに食べる。
陳先生自身は、中国の黒酢をいつもは使っておられます。
陳力先生との、楽しくおしゃべりしながらの餃子作りでした。
細かい技や中国料理についてのお話も聞きながらの作業。
本当にサービス精神、おもてなしの心にあふれた先生のおかげで
参加者の心に残る美味しく楽しいひとときとなりました。
陳力先生、どうもありがとうございました。
熱々を試しあれ!
これは留学生のタンさんが描いてくれた餃子のギョウちゃん。
かわいい~
陳先生の手作り餃子のマスコットキャラクターということにしましょ。
次回ブログに「トマトと卵のスープ麺」「豚の足の形したかわいい餃子」のレシピも。
本題の「中国の都市文化」についてのお話もレポートも、そのうちに。
楽しみにしておいてくださいね。(続く)