第66回JAFS松原ぞうすいの会 レポート?
アジアの人々とともに・井戸を贈って35年
「国際協力の仕事から見えたこと」
& 松原高校による「食の安全」プレゼンテーション
と き:2014年3月23日(日)12:00〜14:00
お 話:青木 洋介氏(アジア協会スタッフ)
2006年よりアジア協会のスタッフとして国際協力の仕事に携わる。
主に、国内において国際協力の啓発活動やチャリティイベント等
企画の業務を行っている。
:松原高校生(JAFS高校生国際会議参加者)
第3回 アジアユースサミットとは?
2013年8月16日から21日、次世代の人材育成をめざして、
「環境とモラル〜いのちを守る食の行方、現在から未来へ〜」のテーマのもと、
アジア各地の高校生、一般人、ボランティア総勢役170名が一同に集い
合宿形式の国際会議が行われました。
本日のぞうすいは地元大阪府松原市の野菜を使用したまつばら雑炊
(松原育ちの「まったら愛っ娘コマツナ」入りです。美味しかったと好評。
レシピは次回紹介します。
本日はサプライズありです!
最初に松原グループのメンバー、さゆりさんのバースデイをお祝いしました。
手作りの大きなケーキとお花とJAFSオリジナルのバースデイカードです。
ケーキは皆でいただきました。美味しかった!
皆さん、JAFSから毎年会員さんには、アジアの子供たちの笑顔が見られる
素敵なバースデイカードが届きますよ!
本日のプレゼンは(中央が青木さん、笑顔の素敵な4人の松原高校生と)
インド、インドネシア、モンゴル、バングラデシュ・・・アジア13カ国の若者が集まったAYS。
英語がうまく話せないことに落ち込みながらも、必死でジェスチャーや踊りで心を通わ
せた経験など、熱心に面白く語ってくれました。
各国の料理を皆で作ってお互いに食べたときにはわらび餅を作ったそうです。
朝のエクササイズの時間には、日本のラジオ体操を彼らが紹介したり、南中ソーラン
が好評で外国の人も盛り上がったそうです。
「食」についてのプレゼンテーションも、しっかりと調べられて発表したことが分かりま
した。コンビニや一般家庭での食物廃棄アンケートでは、24H営業の便利さや賞味
期限へのこだわり(すぎ)から、多くの食物が捨てられていることも知りました。
そこで、野菜のヘタや皮も使うロストフードレシピにも挑戦。
本日の雑炊に添えられていました。(大根の皮やシイタケのいしづきのキンピラ)
コミュニケーションの大切さ、文化の多様性などを知り、自分も成長できた、
人生でも忘れられない経験になったと、
一人ひとりが生き生きと語っていた姿が印象的でした。
皆さんの今後が楽しみです!
世の中や世界のことに目を向けることの出来る、素敵な大人に育ってくれるでしょう。
大阪府立松原高校の山田先生です。
生徒たちがアジアへのスタディ・ツアーの経験をつうじて大きく成長する姿
をかいま見てきました。それが面白くて(英語の授業よりも(笑))、さまざまな世
界を知る企画を続けておられます。
AYS(アジアユースサミット)JAFS高校生国際会議の経験を紹介する展示物。
これ以外にも、届けよう服のチカラ プロジェクト、ネパール奨学金プロジェクト、
ECO CAPプロジェクトなど、高校生たちのユニークな活動も紹介されました。
JAFSスタッフの青木さんです。
いつも松原ぞうすいの会のサポートでお世話になっています。
実に多才な方で、音楽では長年コーラスを続けておられ、アウトドアでは
ユニークなサイクリング企画も。そして何と渋いことに蕎麦打ちの技も持ち、
食べた人をうならせる腕前。
本日は、わかりやすく
公益社団法人アジア協会アジア友の会(JAFS)の活動についてQ&A方式で
パワポを使って説明してくださいました。
1979年にスタートした歴史の長いアジア協会アジア友の会。
現在は事務局スタッフは8名です。
その活動の中心は「水」を届けること。アジア18カ国のネットワーク団体とつなが
って現在1668基(含パイプライン)の井戸を送ることが出来ました。
現地の資材を使い、現地の住人や職人の手によって作られ、、村民の共同管理
とする。村人の管理がしやすいように、修理複雑なポンプ式でなくあえてオープン
式とするなど工夫もしています。
よくボランティアを希望する人から、何をすれば良いのですか、とか何からは
じめれば良いのですか、とか質問されるそうです。
事務ボランティアでは、ニュースレターの編集、チラシ作成、など色々ありますが、
4000冊のニュースレターの発送作業の協力だけでも大助かりです。
里子たちからの手紙の日本語への翻訳ボランティアもあります。
住道などでのチャリティバザールでの販売、
「土と水の会」のキャンプリーダー(毎夏、和歌山県の新宮市高田で実施の子供
むけのキャンプ)など、活動が多岐にわたるので、
それぞれが自分に合った参加を探して関われそうです。
2tトラックを貸してくれる方、空き工場をバザー用品の物置に貸してくれていた方など、
多くの方々が、さまざまな形で支えてくださってきたことも知りました。
ワークキャンプや海外ボランティア研修など次世代の育成も続けています。
今、イギリスのOXfamのようなチャリティショップが日本の中(大阪)でも出店でき
ないかと新しい展開も考えているそうです。
アジア協会アジア友の会について、あらためて国際協力の活動の全体像が
分かりやすく理解できました。青木さん、どうも、ありがとうございました。
青木さんとバングラデシュの教育支援の仲間たち