第64回JAFS松原 ぞうすい(雑炊・増水・贈水)の会
ゲスト: サルマ=クルシュナさん (ネパール、インド)
大阪府 羽曳野市と松原市で有名なお店「プジャ」
シェフを招いて一緒にインド家庭のカレーを作ろう!
日 時: 2013年9月1日(日)11:00〜14:00
料 理: ほうれん草カレー&チキンカレー、マンゴーラッシー、野菜サラダも!
主催:(公益)アジア協会アジア友の会(JAFS)松原
JAFSアジアの人々とともに・井戸を贈って33年
・・・・・・・渇いたアジアに安全な飲料水を届けよう・・・・・・・・・・・・・・
アジア協会の活動に理解と賛同を示してくださった地元のインド料理「プジャ」店長、
サルマ=クルシュナさんが今回のゲストです。
プロのインド料理のシェフが腕を振るってくださるので、今回はぞうすいではなく、
ちょっと豪華なインドカレーを皆で作ることになりました。
サルマさんのお話
サルマさんが生まれたのはネパールのポカラから87キロ離れた高度3800mの
高地、ダウラギリです。山登りが好きな人なら、きっと知っているダウラギリという
ヒマラヤの山が真正面に見えるところだそうです。学校に通う頃からインドで暮ら
しました。インド料理の学校で学びました。
日本には1999年にやってきました。初めて来日したとき、関空から九州の博多
まで行き、長崎の目的地に迷って行けないとき、言葉も通じないどうしなのに、
日本人は最後まで親切に一緒に探してくれました。その親切が忘れられません、
とのことで、日本の第一印象は良かったようです。
美味しいカレーを食べて、サルマさんの奥深い香辛料や料理と健康の関係の、
とってもためになるお話を聞いて、あっというまに楽しい時間が過ぎていきました。
プジャのカレーは、すべて鶏肉の脂身もあらかじめきれいに外している、贅沢で
健康的に作られている薬膳そのものだということも知りました。なぜ、動物の脂を
良しとしないのか、サルマさんが紹介するインド料理の思想は参加者には示唆深
いものでした。動物の脂には、人間の体の脂と合わさると良くない毒が含まれて
いるというのです。肉の部分には入らない化学物質も、脂には含まれているとい
います。動物の脂を使わなくても、サルマさんのカレーはジューシーで美味しいの
です。さらりとして、食後も口に後味が残りません。一番大切な香辛料、薬として
のウコン(ターメリック)の持つ抗菌作用など、食べ物と健康の関係をあらためて
学びました。血液検査にがっかりしていて、病気がちの日本人にはぜひ、動物の
脂を控えて、一週間に一度はターメリックの入ったカレーを食べて欲しいといいます。
サルマさんのこのようなカレー教室はなんと今日で145回目だそうです。有名な
百貨店で開催してるカレー教室でも店長さんをされています。
日本が大好きで、インドやネパールの道路や学校が日本人たちの協力で作られ
ていることを知っています。日本とインドやネパールの友好協力関係に自分も貢
献したいと思っておられ、松原市の小学校に年1回、カレーを提供しておられます。
サルマさん、良いお話、ありがとうございました。
ファミリー参加、留学生グループ、当日会場の福祉会館で出会った方たちの飛び
入りの参加もありました。老若男女、35人もの御参加ありがとうございました!
収益はまた次の井戸寄贈のための資金とさせてもらいます。
さて私たち、「松原ぞうすい(贈水)の会」ですが、カンボジア、ラオス、ミャンマー、
バングラデシュ、ネパールに続く6基めの井戸はどこに贈りましょうか???!!!
ほうれん草カレー、チキンカレー、と辛くしたカレー
野菜サラダ、マンゴーラッシー、あとでチャイも。
さあ、シェアハウスに住む4人のイギリスからの留学生たちもエプロンつけて準備OK.
えっ、8月27日に来日したばかりなの?!
左上のキッチンキングというスパイスミックスには32種類が、
一番下のガラムマサラは、62種類のスパイスが混合されています。
本日の食材、35人分です。
チキンカレーです。良い香りが食欲そそります。
マイルドなほうれん草のカレーです。
辛くしたカレーです。 大人の味です。
女性が大好きなマンゴーラッシーです。
ファミリー参加、大歓迎ですよ。
ファミリー参加の常連さん。
イケメンさんがいつの間にか
優しいイクメンさんになってました。
かっこいいなあ。
サラダも大盛りです。
食べ始めると賑やかな会場が、しばし静かになりました。
皆さん、もちろん完食です。おかわりOK!
サルマさんがカレーの説明してます。
ボードの日本語での本日のイベントタイトルは、カタカナ、漢字、ひらかな使い。
マレーシア出身の留学生の力作でした。
彼女はマレー語、英語ができて、
中国語はご両親の言葉で少しわかって、
日本語もただいま勉強中で話せちゃうのです。