こんなに美味しい!マルカおばあさん直伝
ペルシャ料理アッシュ・マッシュ
第60回記念 松原ぞうすいの会 レポート?
お話と伝統音楽の美しき調べ ペルシャと日本の絆 再び
日 時;2012年5月27日(日)
場 所;松原市総合福祉会館
ゲスト;ダリア・アナビアン(ペルシャ文化伝道士)
プーリー・アナビアン(サントゥール奏者)
河村真衣さん(サプライズゲスト・サントゥール奏者)
今回は松原ぞうすいの会 第60回記念にふさわしい華やかで賑やかな集りになりました。
興味深かったダリア・アナビアンさんのペルシャ文化や歴史、現代のお話や
心洗われたプーリー・アナビアンさん、河村真衣さんのサントゥール演奏については次回のお楽しみということで、
まずは、ペルシャぞうすいのレポートからです。
今日の料理は、ダリアさん、そしてお母さんのプーリーさんが、マルカおばあちゃん(現在ニューヨーク在住)
から直伝で教わった家族の大切な味です。
お話はニューヨークの母と娘のニューヨーク訪問からはじまりました。
歴史の波に翻弄されそうな個人が、遠く故郷から離れていても、自らの文化と誇りををしっかり守っていく。
その勇気と信念に思いをはせながら、マルカおばあちゃんのぞうすいを味わったといえば、おおげさでしょうか。
優しさのなかに力強さを感じるペルシャの味でした。
スパイスが色々入るのですが、少しも辛くなくて、そのくせ深みがある、今まで食べたことない味です。
が、皆さん「美味しい!」の連発です。
今日会場にこれなかった方も、レシピを見ながら、ぜひ、お試しあれ。
会場に到着した人は、まずはその調理中の2Fから漂ってくる玉ねぎとニンニク、スパイスの香りに惹かれ、
開始前からついつい調理室を覗きに行き、そのまま戻ってこないで・・・・
と思ったら、しっかり一緒にお手伝いされていました。
わいわい言いながら皆で調理するのも楽しいものですね。
緑豆のぞうすい(アッシュ・マッシュ)
この美味しい顔!!素敵な笑顔!!
★材料 4人分
緑豆 1/2カップ
米 1/2カップ
小玉ねぎ 4個
カブまたは大根 4つに切る 2個
香味野菜合わせて 500g
(パセリ、ニラ、ディル、香菜)
塩 小さじ2
胡椒 小さじ1/2
トッピング
玉ねぎ(薄くスライス) 1個
にんにく(みじん切り) 3片
乾燥ミント 大さじ3
ターメリック 小さじ1
塩・油 適量
★緑豆と米の準備
1 緑豆と米を一晩、水に漬けておく。
★調理
2 鍋に緑豆、米、10〜12カップの水を入れ、20分沸騰させる。
3 香味野菜の全てを3cmに切り、カブを4つに切り、小玉ねぎと一緒に鍋に入れ、
具が鍋の底に引っ付かないように、ときどきかき回しながら、蓋をせずに20分ほど煮込む。
4 具材がやわらかくなり、とろみが出たら火を止める。
トッピング
5 プライパンに油をよく熱し、スライスした玉ねぎを初めは強火で炒め、徐々に火を弱くし、
焦げ目が付く程度にかりかりに炒め、ターメリックをふりかける。
6 油をフライパンに入れ、みじん切りにしたにんにくをきつね色になったら
塩とターメリックをふりかけて混ぜる。
7 乾燥ミントを油で軽く焦げない程度に炒める。
★仕上げ
8 「アッシュ・マッシュ」を大きなボールに移し、玉ねぎで飾りつける。
演奏者みずから、恐れ多くも調理していただいた。 いつものメンバー、みんな笑顔だ。
何とはるばる東京から、京都から、イラン人の留学生が来訪。多謝! 小さい子もお手伝い。
今日は懐かしい顔もいっぱい。 エプロン姿がしっかり似合う強力な助っ人も。
こんなにニラが入ってましたよ。体に良さそう!香菜です。独特の風味はやみつきになる人も。
ダリアさんの説明をうんうんと聞きながら、皆さんどんどん食が進みます。 デザートはおなじみのトゥロン。
レポートは、まだまだ続きますよ!!